個別銘柄の分析
11月第3週は、マーケット(特にマザーズ)が調整しそうなので、ロング&ショート作戦で慎重にいきたいと思います。
ロング狙い
- ホロン
【状況】8月の好決算で800円→2,000円に。四季報予測も普通だったので、1Qの好決算は1回きりの特需か?と考えられ、株価は1000円~1300円付近に。
【決算2Q】
・売上16.7億→27億(61%上方修正)
・経常利益を3.7億→6.7億(79.8%上方修正)
・eps82→142(73.7%上方修正)
・年間配当は10円→15円
【四季報】
・売上16.7億、経常利益3.8億、eps83
【値動き】
・1,300円スタート。初寄り1600円。
【考察】
・時価総額50億円
・EUVを用いたパターン転写(リソグラフィ)プロセス開発を半導体製造メーカーが急いでいる背景から、ホロン製品(電子顕微鏡、最新フォトマスク)が3Q以降に納品予定とのこと。ArF液浸リソグラフィからEUVへと市場が動き始めていることから、今後も売上・利益は爆発的に伸びると予想。(生産能力が乏しいかもしれないが。)
・1Qは失速したが、受注が1時的なものではないことが証明されたので期待大です。
・押し目を拾っていきたい。
●東洋合成工業
【状況】1月の暴落で2,000円から1100円に。5月に今期eps108→84にしたため、調整中。
【決算2Q】
・売上220億→225億(2.3%上方修正)
・経常利益10億→13.5億(35%上方修正)
・eps84→104(24%修正)
【四季報】経常10億、eps84。
【考察】四季報数値よりも35%上方修正していること、EUVが軌道に乗ってきたこと、下半期が前期比40%増加の見込みであり、今後も売上・利益を伸ばせそうであることから、低く寄った場合は狙う。
●バンク・オブ・イノベーション
・売上、利益好調
・主力ゲーム2本が中国2位のネットイースからリリース
・リリースが2019年中とまだまだ先であるため、祭りはまだ先になるので、高値掴みに注意。
・現在1700円でper17なので、per30の3,000円までであれば狙ってみようかと思う。
ショート狙い
●メイコー
【利益】
・経常利益68億円→90億円(32.4%上方修正)
・epsは229→278。
【四季報】
・通期100億円、eps328。
【考察】
四季報数値に17%達していないため。しかし、会社予想が明らかに保守的であるため、慎重に狙いたい。
信用倍率13倍(買130万、売9.4万)は魅力的。
●コロプラ
・ヒット作なく年々売上・利益が下がっているにもかかわらず、株価が700円から800円に上昇しているため。
●グノシー
・10月の暴落を無傷のまま上昇しているので、次の暴落では、他の銘柄より上昇妙味がないため、資金が抜けるのではないかと。
●他には、ユナイテッド、ガンホー、エムアップ、ライフル、ネオス等